林屋茶園 ブランドインタビュー

社内で知識を深めあったり、講座や勉強会にも積極的に参加していきたいですね。

飲食事業部 林屋茶園 目黒店 社員
糸長 由衣

どのようなお仕事をしているのか教えてください。

基本的に営業時間中はホールで接客をし、空いた時間に仕込みをおこなっています。仕込みはおこなう人が限られていて、今は基本オープニングスタッフが担当しているんです。
最近はありがたいことにスタッフが増えてきたので、仕込みの方法も少しずつ教えています。

仕込みは主に甘味をつくる作業を担当しているのですが、まず毎朝、わらび餅と白玉をつくっています。
同時に、抹茶味とほうじ茶味をソフトクリームの機械にセットする業務もおこなっています。開店に間に合うように、時間帯を合わせて仕込みの作業をしていますね。

開店後、ランチタイムのピークまでは、少し時間に余裕ができます。お客さまへお食事や甘味を提供しつつ、その日の夕方から夜にかけて必要な仕込みの対応もしています。

ランチピークはランチの提供に集中。この時間はひたすらお客さまへの接客対応が続きますね。
夕方から夜までの間はお客さまの入りもひと段落するので、ここで休憩をとっていることが多いです。

休憩後、落ち着いたタイミングで葛練りの準備をしています。
葛練りも白玉同様、毎日作っているのですが、焦るとダマができて失敗してしまうので、落ち着いたタイミングで準備をするようにしています。
時間が経つと硬くなってしまうので、一気につくるのではなく、必要になったタイミングでつくっています。

土日は営業時間中に葛練りがなくなってしまうので、夕方にもう1回作り直すことも。夜の時間は次の日の準備などもしています。ちょっとした空き時間も仕込みの時間に充てていることが多いですね。

入社した経緯を教えてください。

もともとはアルバイトとして入社したんです。その前はケーキ屋さんやお菓子やさんで働いていました。
カフェが好きでカフェで働いてみたかったので求人を探していたところ、目黒店がオープニングスタッフを募集していたので、応募したのがきっかけです。

その後はコツコツとアルバイトスタッフとして働き続けて、2019年の7月に社員にならないかとお声がけいただいたことで、社員になりました。
自分がつくったものをお客さまに「おいしい」と言っていただけると、頑張ってつくった甲斐がありますし、また明日も頑張ろうという気持ちになります。

業務でこだわっていることを教えてください。

甘味はとても繊細なので、仕込みも一つひとつこだわりを持ってつくっていますね。
わらび餅や葛煉りはお持ち帰りとしても人気の商品。何度も購入してくださるお客さまもいらっしゃいます。そういった方々が、「あれ?今日のはいつもと違うな」と思われないように、ていねいにつくるよう心がけています。

わらび餅はとにかく力仕事。少しでも火加減を間違えるとすぐに焦げてしまったり、だからといって弱くすると、やわらかさが変わってしまうのでかなり難しいんです。
私もはじめの頃は焦がしてしまったりして、上手につくれるようになるのに1か月くらいはかかりました。

葛煉りも同じで、手をずっと動かしながらつくっていくのですが、あまり力を入れ過ぎるとダマがができやすい。滑らかに動かすようにしてつくるとうまくいきますね。絶妙な力加減がコツです。
手を止めると固まってしまうので、1回でつくりきるようにしています。

分量は毎回同じなのですが、つくる途中のちょっとした火加減や力の入れ方で食感が変わってしまいやすいんです。白玉は大きさが決まっているので、手作業で均一の大きさにつくるのが大変なんですよ。
今は感覚でつくることができますが、最初は難しかったですね・・・

今後の目標を教えてください。

お茶の知識をもっと深めていきたいと思っています。お茶は煎茶だけでもたくさん種類があって、味わいも温度によって細かく変わるので、お客さまにご提供するために覚えなくてはならないことが、たくさんあるんですよ。

社内で知識を深めあったり、お茶に関する講座や勉強会のようなものにも興味があるので、積極的に参加していきたいですね。

あとは甘味の季節限定のメニューにも、自分の意見を出せるようになりたいです。

メニューの考案は月に何回かあって、朝のミーティングで話し合って決めていきます。その季節の食材を使用したメニューを考えるんですね。
もちろんメニューは毎年新しいものを考案しています。みんなで意見を出し合い、試食してみて、おいしいかどうか、季節に合うものか、見た目のよさなどをチェックしています。

スタッフのみなさんやお客さまに、おおっ!と思っていただけるようなメニューが提案できるように、自分磨きを続けていきたいです。

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