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働きやすい保育園の見分け方~6つのチェックポイントを徹底解説~

求人票を何枚も見比べていると、どの園も同じように見えてくることはありませんか?「アットホームな職場です」「残業少なめ」と書かれていても、実際に何時に帰れるのかまでは分かりませんよね。この記事では、働きやすい保育園の見分け方を、保育園の種類、共通する特徴、応募前に確かめたい6つのチェックポイント、園の見つけ方の順にまとめました。次の職場選びで迷わないために、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事は以下の方におすすめです▼

  • 働きやすい保育園の見分け方を知りたい方
  • 転職を考えていて、次こそは失敗したくないと感じている現役保育士の方
  • これから保育士として就職先を探す学生の方
  • 求人票のどこを見ればよいのか分からず迷っている方
  • 見学や面接で何を質問すればよいか知りたい方

この記事ではこんな情報が得られます▼

  • 「働きやすさ」の基準が人によって違う理由
  • 認可保育園・小規模保育園など、保育園の主な種類と特徴
  • 働きやすい保育園に共通する5つの特徴
  • 就職先を選ぶときに確認したい6つのチェックポイント
  • 自分に合う保育園を見つけるための3つの方法

【前提】働きやすい保育園の見分け方は人によって違う

働きやすい保育園の見分け方で最初に押さえておきたいのは、働きやすさの基準は人によって違う、ということです。

保育方針や労働時間、給与など、どの園を選ぶときにも確かめるべき項目はあります。ただ、どれを優先するかは、その人の価値観や生活の状況によって変わります。子育て中なら「18時に必ず帰れること」が最優先かもしれませんし、新卒なら「先輩に相談しやすいこと」を重く見る人もいるでしょう。

たとえば、行事の多い園ではどうでしょうか。発表会の準備を「子どもの成長が見られて楽しい」と感じる人もいれば、「毎晩衣装を縫っていて、家族と夕飯を食べられない」と感じる人もいます。このように、同じ園で働いていても、評価が正反対になることは珍しくありません。

自分は何を優先したいのか。それを考えながら、この先を読み進めてみてください。

保育園の主な種類と特徴

保育園は、施設の種類によって規模も対象年齢も、保育士の勤務時間帯も違います。同じ「保育士」の求人でも、日中だけの勤務か、夜勤があるかは施設次第です。まずは主な6種類を表で比べてみましょう。

区分種類対象年齢主な特徴
認可認可保育園0~5歳定員20名以上。国の基準を満たし、自治体の認可を受けた施設
認可小規模保育園原則0~2歳定員6~19名。少人数で一人ひとりと関わりやすい
認可認定こども園0~5歳保育園と幼稚園の機能をあわせ持つ
認可/認可外事業所内保育事業園による企業などの事業所内に設置され、従業員の子どもを中心に預かる
主に認可外院内保育事業園による病院内に設置され、医療従事者の子どもを預かる
認可外ベビーホテル園による夜間保育や宿泊保育、一時預かりに対応する

認可保育園

認可保育園は、保育室の広さや保育士の人数など国の基準を満たし、都道府県や市区町村の認可を受けた施設です。定員は20名以上で、0~5歳児が通います。

自治体が運営する公立園と、社会福祉法人や株式会社などが運営する私立園があり、公立園の保育士は地方公務員として採用されます。規模が大きい園では、同じ年齢のクラスを複数の担任で受け持つこともあります。

参考:こども家庭庁「保育所」

小規模保育園

小規模保育園は、原則として0~2歳児を6~19名で預かる施設で、市区町村の認可を受けています。職員の資格要件によってA型・B型・C型に分かれ、A型は原則として保育士資格を持つ職員で構成されます。

1クラスが数名ということも多く、毎日同じ顔ぶれの子どもと過ごすため、一人ひとりの小さな変化に気づきやすくなります。卒園後は、連携施設などへ進級・入園することになります。

参考:こども家庭庁「地域型保育事業」

認定こども園

認定こども園は、保育園と幼稚園の機能をあわせ持つ施設で、幼保連携型・幼稚園型・保育所型・地方裁量型の4タイプがあります。幼保連携型では、保育士資格と幼稚園教諭免許を両方持つ「保育教諭」が働きます。

教育時間終了後の14時ごろに降園する子と、夕方まで保育を利用する子がいるため、午後は利用する子どもの人数に合わせて保育体制を組む園もあります。

参考:こども家庭庁「認定こども園」

事業所内保育事業

事業所内保育事業は、企業や事業所が従業員の子どもを預かるために設ける、市区町村の認可を受けた保育事業です。従業員の子どもに加えて、地域の子どもを受け入れる枠も設けられています。

企業主導型保育園は国の助成を受けていますが、区分は認可外です。開所日や時間は、従業員の勤務形態などに合わせて設定されることが多くあります。

参考:こども家庭庁「地域型保育事業」「子ども・子育て支援新制度(H27.4.1施行)のポイント」

院内保育事業

院内保育事業は、病院の敷地内などにあり、医師や看護師など医療従事者の子どもを預かる施設です。多くは認可外保育施設として運営されています。

夜勤中の看護師の子を預かるため、早朝保育や24時間保育を行う施設もあり、保育士にも夜勤や変則シフトが入る場合があります。

参考:東京都福祉局「病院内保育所運営事業について」

ベビーホテル

ベビーホテルは、20時以降の保育、宿泊を伴う保育、利用児童のうち一時預かりの児童が半数以上のいずれかを常時行う認可外保育施設です。夜間に働く保護者の利用が中心で、毎日同じ子どもが来るとは限らず、年齢の違う子を一緒に保育する場面もあります。

夜間や宿泊を伴う保育を行う施設では、保育士が夕方から深夜、翌朝にかけて勤務する場合もあり、日中中心の保育園とは勤務時間帯が大きく異なることがあります。

働きやすい保育園の特徴

施設の種類を問わず、保育士が長く働き続けている園には共通点があります。求人票に書かれている項目もあれば、見学で初めて分かる項目もあります。5つに分けて見ていきましょう。

保育方針が自分に合う

まず確かめたいのが、園の保育方針が自分の保育観と合っているかです。自然の中で遊ぶ時間を大事にする園、モンテッソーリ教育を取り入れる園、あいさつや食事のマナーに力を入れる園など、方針は園ごとに違います。

方針が合わないと、迷う場面が毎日のように出てきます。泥だらけで遊ぶ子を止めるべきか、見守るべきか。保護者の方に園の方針を聞かれても、自分が納得していなければ説明に詰まってしまいます。

人手に余裕がある

職員の人数に余裕があるかどうかで、1日の忙しさは違ってきます。人手が足りない園では、急な欠勤が出るたびに配置を組み直し、休憩が削られたり、有休を言い出しにくくなったりしがちです。

保育士の人数は、国が定める配置基準をもとに決まります。ただし、基準は最低ラインです。基準どおりの人数で回す園もあれば、担任を持たないフリー保育士を置いている園もあります。見学の際に「普段、このクラスには先生が何人入っていますか」と聞いてみると、配置の手厚さが分かります。

人間関係が良好

保育はチームで進める仕事です。「Aちゃん、朝から少し熱っぽいです」と声をかけ合ったり、誰かが保護者対応をしている間に別の先生がクラスを見たりと、先生同士の連携が毎日の保育を支えています。

見ておきたいのは、園長や主任に相談しやすいかどうかです。「行事の準備が回りません」と言える雰囲気があれば、ひとりで抱え込まずに済みます。反対に、職員室で先生同士の会話がほとんどない、上の先生に話しかける人が少ない、といった園では、小さな困りごとも言い出しにくくなるでしょう。

適正な給与が支払われる

保育の仕事が好きでも、生活が苦しければ続けるのは難しくなります。家賃や奨学金の返済に不安があると、子どもと向き合う気持ちの余裕も持ちにくいものです。

求人票では、基本給だけでなく手当の内訳も見ておきましょう。残業代が実際の残業時間どおりに支払われるか、処遇改善の手当やキャリアアップ研修の修了に応じた手当がつくか、賞与は年何か月分か。同じ基本給でも、こうした項目で年収に差が出ます。

仕事とプライベートを両立できる

仕事以外の時間を確保できるかも、長く働くうえで欠かせない条件です。希望休が通りやすいか、有休を取るときに理由を細かく聞かれないか、シフトの交代に応じてもらえるかは、面接で聞ける項目です。

持ち帰り仕事が当たり前の園では、夜や休日も製作や書類に追われがちです。結婚や出産、育児など生活が変わったときに、時短勤務やパートへの切り替えができるかも見ておきたい点です。

就職先の保育園を選ぶ際のチェックポイント6つ

ここからは、求人票や見学で実際に確かめたい6つのポイントをご紹介します。面接の前にメモしておけば、聞き忘れを防げますよ。

残業時間や持ち帰り仕事はどれくらいか

求人票の「残業少なめ」は、人によって受け取り方が違う表現です。たとえば、月2時間を少なめと感じる人もいれば、月10時間でも少なめと考える人もいます。月に何時間くらいか、遅い日は何時に退勤しているかまで確認しましょう。

持ち帰り仕事も同じです。「基本なし」と書かれていても、行事前だけは持ち帰る園があります。求人票だけで判断せず、口コミサイトや、その園で働いたことのある知人の話も参考にしつつ、見学や面接で実際の状況を確かめておくと確実です。

行事はどれくらいあるか

運動会や発表会、クリスマス会などの行事が多い園では、そのたびに準備と練習が通常の保育に上乗せされます。子どもが帰ってから衣装を縫い、飾りつけをする日が続くこともあります。

行事の数を減らしたり、内容を簡単にしたりして、職員の負担を減らしている園もあります。0~2歳児が中心の小規模保育園も、大がかりな行事は少ない傾向にあります。年間行事予定表を見せてもらえば、行事の数と準備期間がひと目で分かるでしょう。

職員の平均年齢や構成はどうか

職員の年齢層が偏っている園では、仕事の進め方や人間関係が固まりやすい可能性があります。見学の際は、20代から50代まで、どの年代の先生がいるかにも目を向けてみてください。

同世代ばかりの職場は楽しそうに見えます。ただ、若手が中心の園では早期離職が続いていたり、困ったときに相談できるベテランがいなかったりすることもあります。経験のある先生と若手がそろっている園なら、指導を受けながら自分の意見も出しやすいでしょう。

教育・研修体制が整っているか

入職してすぐの時期に、新人研修や先輩について学ぶOJTがあるかどうかは大きな違いです。新卒や経験の浅い方は、誰に何を聞けばいいか分かる仕組みなどがあるか、確かめておきましょう。

あわせて、国の保育士等キャリアアップ研修や外部研修に、勤務時間内で参加できるかも聞いておきたいところです。研修の修了が手当や副主任などの役職につながる仕組みがあれば、学んだ成果が給与にも反映されます。外部研修の受講費を園が負担してくれるかどうかも、確認しておくと安心です。

業務のIT化が進んでいるか

連絡帳や日誌、指導計画をアプリやタブレットで作れるかどうかで、書類にかかる時間は大きく変わります。手書きの園では、書き損じるたびに書き直し、勤務時間内に終わらなかった分は持ち帰りになりがちです。

アプリによっては、よく使う文章を登録しておいたり、散歩中に撮った写真をそのまま保護者の方に送ったりできます。求人票に「ICT導入」「連絡帳アプリ」の記載があるか、見学時に実際の画面を見せてもらえるかを確認してみてください。

無理なく通勤できるか

通勤は毎日のことなので、片道の時間や混み具合は生活にそのまま響きます。満員電車に40分揺られてから早番に入るのと、自転車で10分通うのとでは、朝の疲れ方がまったく違います。乗り換えが多いと、遅延で遅刻しないかと毎朝気をもむことにもなります。

早番が7時から、遅番が19時までといった園では、その時間帯に電車やバスが走っているかも調べておきましょう。車で通う場合は、車通勤が認められているか、駐車場があるか、駐車場代の補助があるかも確認が必要です。

働きやすい保育園を見つける方法

保育園を選ぶ際のチェックポイントが分かったら、実際に働きやすい園を探していきましょう。次の3つの順で進めると、迷いにくくなります。

自分にとっての「働きやすい条件」を整理する

まずは、ここまでご紹介した施設ごとの特徴や選ぶ際のチェックポイントのなかから、自分が重視する条件を選んで順位をつけます。「残業は月5時間以内」「通勤は30分以内」のように、数字で書けるものは数字にしておきましょう。

紙に書き出しておけば、複数の園で迷ったときに見返す基準になります。条件をすべて満たす園は少ないので、「これだけは譲れない」を2~3個に絞っておくと選びやすくなります。

実際に保育園を見学する

求人票やホームページでは、職員同士の関係や子どもの様子までは分かりません。気になる園があれば、早めに見学を申し込むのがおすすめです。

見ておきたいのは、先生同士が声をかけ合っているか、子どもに話しかける口調がやわらかいか、保育室や職員スペースが片付いているか、といった点です。子どもたちがいる午前中に見学すると、保育中の様子がよく分かります。

気になる点は質問する

残業時間や離職率など、聞きにくいことほど見学や面接で確認しておきましょう。「こんなことを聞いたら印象が悪くなるかも」と心配になるかもしれません。ただ、具体的な質問を、長く働く前提で考えている表れと受け止める採用担当者も多いものです。

質問は「残業はありますか?」より「残業は月に何時間くらいですか?」のように聞くと、数字で答えてもらいやすくなります。

小規模保育園「ぽとふ保育園」で一緒に働きませんか

働きやすい保育園を見分けるには、まず自分が何を優先したいかを決め、そのうえで保育方針や職員の配置、残業時間、行事の回数や研修体制などを一つずつ確かめていくことが大切です。求人票の言葉だけで決めず、見学と質問で実際の働き方をつかみましょう。

子ども一人ひとりとじっくり関わりたい方や、行事の負担を減らしたい方には、小規模保育園も選択肢になります。定員が19名以下なので、担当する子どもの名前と好きな遊びをすぐに覚えられる人数です。

ぽとふ保育園は、神奈川県を中心に10園以上の認可小規模保育園を運営しています。国の基準より最大2名多く保育士を配置し、連絡帳や月案・週案はアプリで作成。行事も少なく、残業はあっても月30分程度です。気になる方は、ぜひ一度求人情報をのぞいてみてください。

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