認可保育園に預けられるのは何カ月から?平均や理想の月齢、年齢別の特徴を解説
「認可保育園 何カ月から」という疑問は、育休の終わりや仕事復帰の時期が迫る保護者にとって最重要テーマではないでしょうか。
この記事では、法律・自治体ルール・先輩保護者の体験談をもとに、認可保育園は何カ月から入れるのか、そして後悔しない月齢・年齢を徹底解説します。
「認可保育園に預けるには何カ月前からから動けば良いの?」と焦る方は、ぜひ最後までご覧ください。
認可保育園には生後何カ月から預けられる?

入園が可能になるタイミングは、赤ちゃんの月齢によって少しずつ変わります。まずは、法律で示されている「いつから仕事に復帰できるか」という目安を知っておくと安心です。
労働基準法では「生後2カ月」からが原則
労働基準法第65条において、使用者は、産後8週間(56日)は女性を就業させることはできないと定められています。このことから、、認可保育園に申し込める“スタートライン”は、生後2カ月を過ぎてからになります。
実際、多くの自治体や園は「生後57日目以降」を基準に申請を受け付けているので、このタイミングを目安に入園準備を始めると良いでしょう。
出典:e-GOV法令検索「労働基準法」
多くの自治体や認可保育園は独自で「○カ月以降入園」と決めている
しかしながら、認可保育園の入園時期は自治体や保育園ごとにちょっとしたルールがある場合もあります。例えば、「生後43日」「生後3カ月園」などと、記されている場合もあります。
地域によって違う場合が多いので、まずはお住まい・勤務先の自治体サイトをのぞいてみてください。うっかり知らずに申し込むと、書類不足などを起こす心配があります。
気になる方は早めにチェックしておくと安心です。
保育園に入りやすいのは1歳と3歳
保育園に入園する子どもの多くは、育休が明ける1歳と、定員が増える3歳でピークを迎えます。1歳は申し込みが集中する一方、0歳から進級する子で枠が埋まりやすく、競争率は高め。
3歳は保育士配置基準が緩むぶん受け入れ枠が広がり、応募が通りやすくなるのが特徴です。
空席の多い0歳、あるいは枠が拡大する3歳を狙うか、ご家庭の事情に合わせてベストなタイミングを選びましょう。いずれも保活の山場となるため、希望する園の見学や書類準備は早めに動くことがポイントとなります。
倍率や募集人数は自治体や園によって変わるので、最新の募集要項を必ず確認してください。
認可保育園に預けるのは生後何カ月からがいいの?

ここまで、認可保育園へ預けられるお子さんの月齢などについてご紹介してきました。では、実際に預けるとなった場合、いったい何カ月から預けるのがベストなのでしょうか。
ここからは、その理由をひも解いていきます。
0歳児クラスが入りやすい理由
一般的に、認可保育園に入りやすいのは0歳児クラスと言われています。
0歳児クラスに入りやすい理由は、4月入園時点で在園児がゼロ、全員が“新規組”だからです。定員がまるごと空いており、上の学年からの持ち上がりもないため、兄弟枠や高い加点がなくても点数だけでフェアに競えます。
さらに、児童福祉法をもとに国が定めている職員の配置基準も、0歳児の場合は3人につき1人と手厚くなるので、園側も0歳児を積極的に受け入れやすい環境が整っています。
こうした条件がそろうことで、0歳で4月を迎える際は倍率が比較的低く「入りやすい」と言われているのです。
認可保育園には何歳から預けるのが理想?
一般的に、保育園の入園タイミングとしては、赤ちゃんがまだ抱っこ中心の0歳と、おしゃべりが弾む3歳が“ちょうどいい”と言われています。
0歳で預けると園での刺激にすんなり慣れ、社会性や免疫力がグンと伸びやすい半面、母子ともに離れる寂しさを感じやすいかもしれません。一方、3歳はイヤイヤ期を卒業し、身の回りのことも自分でできるようになります。先生とのやり取りもスムーズで、親も呼び出しが少なくラクになるかもしれません。
どちらを選ぶにしても、ご自身の復職スケジュールや家族のサポート体制と照らし合わせ、「何カ月からがわが家にフィットするか」を考えてみてください。
見学や説明会に足を運んで、園の雰囲気を実際に確かめることも後悔しないコツです。
専業主婦が子どもを認可保育園に入れることに関する世間の声
X(旧Twitter)には「0歳4月入園で助かった」「1歳4月激戦で落ちた」という切実な声が多数投稿されています。ここからは、実際の声を見ていきましょう。
- 私の地域は激戦区だから、認可保育園は0歳4月入園じゃないと、ほぼ無理って先輩に言われた😇1年育休取りたいのに😭8月出産予定で0歳4月入園目指すなら、産前から保活した方が良いよね…?5月ごろに役所?に相談行って、6月〜7月に見学で間に合う?むしろ早すぎ…?なにも分からん😂
(https://x.com/nJLspkBUkd51711/status/1900042803532759082)
- 長男が9月生まれ。1歳7カ月で0歳児のない1歳児からの保育園の4月入園にトライしたけど、そのときは非正規雇用で1カ月待機。その間は認可外保育園。次男と三男は4〜5月生まれで0歳児入園がスムーズだった氷河期世代が通ります…。なお、生まれ月は全て狙ってません。偶然こうなりました(笑)。
(https://x.com/blueberry_RD/status/1656823877526499329)
さまざまな悩みや実体験をもって、保護者の皆さまが保活を進めていることがわかります。
早く預けることにリスクはある?後悔する?

早めに保育園デビューさせるとき、多くのママパパが気にするのは「成長や親子のきずなが壊れないかな?」という素朴な不安ですよね。しかし、先生やお友達と過ごすことで社会性が伸び、感染症にかかりながら免疫も強くなるなど、プラス面が多いのも実情です。
そこで、子どもを早く保育園に預けることに悪影響はないのか、また早く預ける際はどのような点に考慮すべきか、詳しく見ていきたいと思います。
早くから保育園に預けても子どもに悪い影響はない
0歳から保育園に通わせても情緒や発達に悪影響が出る証拠はなく、むしろ集団生活の刺激で言葉や社会性がぐんと伸びやすいという研究報告もあります。大切なのは、そばにいる大人がたっぷり愛情を注いでくれる環境かどうか、です。
先生たちも抱っこや声かけで温かく見守ってくれるので、「保育園=愛情不足」と心配し過ぎる必要はありません。お迎え後や週末にスキンシップの時間をしっかり確保すれば、親子の絆はさらに深まります。
「かわいそう」など世間の声に惑わされない
待機児童が多い地域では「0歳で入れなければ1歳でもほぼムリ」というケースが珍しくありません。まわりの声に振り回されず、いつ申し込むかは家庭の方針で決めましょう。
方向性が固まったら、迷わず申し込みへ動くことが後悔を防ぐ近道です。
育児と仕事との両立は覚悟を決める必要がある
入園後は突然の呼び出しや病児保育の手配、家事をこなす時間の確保など、どうしても親の負担は増えます。
だからこそ、宅配弁当や家事代行で週末を家族タイムにしたり、テレワークや時短を活用して急な発熱にも余裕を持たせたり、夫婦でタスクを見える化して“ワンオペ”を防ぐなど、前もって助け船を用意しておくことが大切です。
こうした仕組みが整えば、どの月齢からでも安心して保育園に送り出せるでしょう。
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