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【ココノワ】発達障害とは

2019年5月31日 (金)

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こんにちは!

今回のブログは近年TVやインターネットなどのメディアでさかんに報じられている発達障害についてご紹介します。

 

発達障害ってよく聞くけど実際はどんな障害があるのかよく分からない。

という方も多いのではないでしょうか。

 

発達障害とは・・・

 

一昔前は「変わった人」「みんなとは違う人」などと思われていた人が実は発達障害だったかもしれません。

発達障害とは、先天性の脳機能発達の偏りからくる障害です。得意なこと、苦手なことの凸凹があり、生活環境や周りの人とのコミュニケーションなど、社会生活に困難が生じる障害です。

発達障害は見た目では分かりづらく、個人によって症状や特性が異なります。

 

そのため、前述のように「変わった人」「みんなとは違う人」と思われてしまうことが多いのです。

「しつけがなっていない」、「わがままな人」など障害によるものではあるにも関わらず、非難されてしまうこともあります。

 

最近では発達障害への理解も進み障害特性は「個性」と捉える風潮も出てきました。

適切な支援体制(環境整備や特性理解)を整えることができれば、社会生活においても困難が軽減されるといわれています。

 

発達障害の種類

 

発達障害とは障害名の総称であり、「発達障害」という固有名詞ではありません。

例えて言うなら、「認知症」や「がん(悪性腫瘍)」と同じ意味合いとなります。

 

「認知症」にはアルツハイマー型認知症レビー小体型認知症脳血管性認知症などがあり、同じく「がん(悪性腫瘍)」にも胃がん、肺がん、大腸がんなどの種類がありますよね。

 

同じように「発達障害」は「ASD(自閉症スペクトラム)」「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」「LD(学習障害)」という3つの障害の総称です。

 

 

■ASD(自閉症スペクトラム)

以前は自閉症やアスペルガー症候群と言われていた障害です。

自閉症やアスペルガー症候群という枠だけでは分類できない症状があるため、自閉症スペクトラムという名称に改名されました。

スペクトラムとは、意見・現象・症状などが、あいまいな境界をもちながら連続していること。

自閉症とアスペルガー症候群の境界があいまいで似たような特性を持っていることから、スペクトラムという名がついたとされています。

 

コミュニケーションが苦手で、興味に偏りが見られることが特徴です。

よく言われている症状としては「空気が読めない」「予想外のことが起こるとパニックになる」「やり方などこだわりがある」などと言われています。

 

■ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHDとは不注意(集中できない・気が散りやすい)、多動(落ち着きがない)衝動性(考える前に衝動的に行動してしまう)などの特性が見られます。

人によって「不注意優勢型」「多動性・衝動性優勢型」「混合型」の3タイプに分かれます。

「授業中に歩き回ってしまう」「思いついたらすぐにやってしまう」「忘れ物が多い」「片づけられない」などの特徴があります。

衝動性が強いと、カッとなり手が出てしまうことも多いです。

 

■LD(学習障害)

知的の発達には目立った遅れはないものの、書く、読む、話す、計算するなどの特定の部分だけができない・苦手といった特徴があります。

勉強が始まる学齢期に発覚することが多いです。

・ディスレクシア(読字障害)

・ディスグラフィア(書字障害)

・ディスカリキュリア(算数障害)

 

知的の発達に大きな問題がないため、勉強不足や努力が足りない、などの誤解されやすい障害です。

 

発症頻度は6.5%

 

文部科学省が2012年に全国の公立小中学校で約5万人を対象に実施した調査によると6.5%の児童が「発達障害の可能性がある」という結果が出ています。

1クラスに2人程度の割合で発達障害の傾向がある子が在籍していることになります。

 

※1この調査は通称学級に通う生徒を対象としているため、特別支援学級に通う生徒は対象から外れているため、実際の数値は6.5%よりも高い可能性がある。

※2学級担任を含む複数の教員により判断された回答に基づくものであり、医師の診断によるものでない。

参考資料

文部科学省 放課後等の教育支援の在り方に関する資料データ集

文部科学省  通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について 2012年

 

 

男女比では男性の方が5倍の割合で多いとされています。

CDC(アメリカ国立疾病防疫センター)の最新統計では、男子は女子に比べて5倍の割合(男子:42人に一人 女子:189人に一人)で発症しているとしています。

 

発達障害の有名人

ブリトニー・スピアーズ(歌手・ADHD)

スティーブン・スピルバーグ(映画監督・LD)

トム・クルーズ(俳優・LD)

黒柳 徹子(タレント・ASD)

武田 双雲(書道家・LD)

ミッツ・マングローブ(女装家・LD)

栗原 類(モデル・ADHD)

(敬称略・順不同)

 

発達障害を公表している方々ですが、皆さんとても活躍されている方ばかりですね。

発達障害を抱えていても、その障害特性を把握して適切な対応を取ることができれば、こうして活躍できるというお手本ですね。

 

大人の発達障害

 

近年、子どもの発達障害と同様に大人の発達障害も大きく取り扱われています。

学生時代には多少の困難はありながら大きな問題にならなかった人たちが、就職をして社会に出た時に、仕事でミスを繰り返してしまうなどの問題が出てきます。

■仕事を順序立てて進めることができない。

■詰めが甘く最後で失敗してしまう。

■アポイントや納期などを忘れてしまう。

■読み書きや計算ができない。

 

など仕事をする上で重要な部分が上手くできず、上司から叱責されうつ病を発症してしまうなどの二次障害が出てしまいます。

 

そういった大人の発達障害の方で就労を希望される方には「就労移行支援」という機関があります。

職業訓練を行い、一般就労に繋げていく機関です。

 

弊社でも大人の発達障害専門の就労移行支援d-careerを開設予定です。

お困りごとがありましたらご相談ください。