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放課後等デイサービスの運動療育とは?内容やメリットを解説

さまざまなプログラムを提供している放課後等デイサービス。プログラムの1つに運動療育があります。運動療育は放課後等デイサービスごとに異なる取り組みが行われているものの、そのどれもが子どもたちのためになるプログラムです。

この記事では、放課後等デイサービスの運動療育の概要や具体的な運動内容、取り組みで得られるメリットなどについて解説します。
放課後等デイサービスで行っている運動について知りたい、活動が子どもに合うか確認したいといった方は、ぜひ参考にしてください。

放課後等デイサービスとはどのような施設か詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

1.放課後等デイサービスの運動療育とは?

1.放課後等デイサービスの運動療育とは?

放課後等デイサービスではさまざまな活動を行っており、そのうちの1つに運動を通して行う療育プログラムがあります。運動療育のプログラム内容は、専門資格を持つスタッフ(児童指導員や保育士)が児童一人ひとりの状況や特徴を踏まえたうえで計画されます

体を動かすのが苦手、思ったように体を動かせない子どもでも取り組みやすい内容がほとんどです。放課後等デイサービスでは、運動療育プログラムを通して挨拶や返事、マナーなどのソーシャルスキルも養えます。

Point

運動療育はプログラムを通して得られる達成感や社会性が目的で、”単なる運動”ではない点が特徴

1-1.運動療育の具体的な内容

放課後等デイサービスの運動療育は施設によって内容がさまざまです。

たとえば、コーディネーショントレーニングを行っているケースもあります。
コーディネーショントレーニングとは、体を自分の思うように動かせるように練習するための運動です。

また、ラダーと呼ばれるはしごのような道具を使って足の動かし方を身につけるトレーニングを行うこともあります。

運動をする際は、まず映像を見たり、放課後等デイサービスのスタッフがお手本を見せたりしながら、体の動かし方を覚えたうえで実践する流れがほとんどです。

基本的には、体を動かして基礎体力を身に着けながらも、周囲との兼ね合いでコミュニケーション能力も培えるプログラム内容がほとんどとなっています。

2.運動療育で得られるメリット

2.運動療育で得られるメリット

放課後等デイサービスの運動療育によって得られるメリットはさまざまです。基本的な運動能力はもちろん、社会生活を送る上で欠かせないスキルを身につけるメリットもあります。

ここでは、運動療育の具体的なメリットについて解説します。

2-1.基礎体力や集中力が身に付く

運動療育の取り組みによって、運動に必要な基礎体力や集中力を身につけられます。なかには、リズム運動やバランス運動を行うプログラムも。

リズム感やバランス能力なども養えるため、子どもの身体能力や感覚器官の発達にも貢献してくれるでしょう。

発達障害児などでも取り組みやすい体操なども運動療育に含まれるため、継続して取り組みながら、少しずつ体の使い方を身につけられます。

2-2.達成感が得られて子どもの自信につながる

放課後等デイサービスの運動療育を通して、うまく体を動かすことができると大きな達成感が得られるため、子どもの自信や自己肯定感の向上にもつながります。

些細なことでも、成功体験の積み重ねは子どもにとって非常に重要です。

成功して達成感が得られると、「もっとやりたい」という意欲の向上につながり、さらに高いレベルへ挑戦するチャレンジ精神を育めます。放課後等デイサービスの運動療法は、子どもに応じたプログラムを組んでくれるケースも多いため、無理なく取り組みやすいのもメリットのひとつ。

知識のあるスタッフのもと、成功体験を積み重ねられるでしょう。

Point

子ども一人ひとりに合わせた目標を作るため、成功体験の積み重ねとステップアップがしやすい

2-3.コミュニケーション能力が高まる

放課後等デイサービスによっては、ほかの子どもと協力する運動療育プログラムもあります。具体的には、チームで取り組むゲームや運動、チームでの話し合いが必要となる活動などです。

こういった運動療育プログラムに取り組むことで、ほかの子どもとの協力や関わり合いが増えるため、コミュニケーションスキルや協調性も育めます。

「相手が何を言っているのか考える」「自分の言いたいことを伝える」といった機会に恵まれるのも運動療育のメリットです。

3.安全に運動できる放課後等デイサービス選びのポイント

3.安全に運動できる放課後等デイサービス選びのポイント

放課後等デイサービスの利用を検討するなかで、子どもが運動プログラムについていけるか、安全に過ごせるか気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、安全に運動できる放課後等デイサービスを選ぶ際のポイントを紹介します。

3-1.施設内の設備などを確認する

放課後等デイサービス内の環境は施設によって異なるため、気になる施設があれば、運動時の安全面に配慮されているかなど施設の設備を確認しておきましょう。

子どもは、大人が考えている以上に周囲環境から影響を受けています。

たとえば、「屋外の音が気になって集中できない」「おいてあるモノが気になる」「匂いが気になる」など、影響を受けやすいポイントはさまざまです。とくに幼い子どもは設備面での影響を受けやすいため、運動療育プログラムにしっかりと取り組むためにも、周辺設備をいま一度確認しておきましょう。

3-2.実施している運動プログラムをチェックする

施設によって行っている運動プログラムや活動内容は異なるため、具体的なプログラム内容をチェックしておきましょう。運動プログラム内容は、放課後等デイサービスの各施設のホームページやブログなどで確認することができます。

評判のよい運動プログラムでも、自分の子どもに適しているとは限りません。「通い始めてから子どもに合っていない」「子どもが行きたがらない」といった事態を避けるためにも、プログラム内容や指導内容などはチェックしておく必要があります。

3-3.見学や体験授業を活用する

運動プログラムを含め、活動内容を見学できる放課後等デイサービスも多くなっています。インターネットなどでの情報収集と合わせて、気になる施設を見学し、体験授業を通して実際の雰囲気を体感するのも重要です。

施設のスタッフの雰囲気や声の掛け方、子どもとの接し方、子どもがプログラムに取り組む様子や子ども同士の関わりなどは、実際に見学しないとわかりません。
現場の雰囲気を体感することで「うちの子には向いていないかも」「思っていたよりも良さそう」といったこともわかります。

サービス選びで後悔しないためにも、放課後等デイサービスの運動プログラムなどを実際に見学して向き・不向きを確認することが大切です。

まとめ

まとめ

今回は、放課後等デイサービスの運動療育について解説しました。放課後等デイサービスの提供する運動療育を通して、子どもたちは基礎体力や集中力、運動スキル、社会性などさまざまな能力を養えます。

一方で、施設によって運動プログラムの内容が異なるため、選ぶ際には情報収集をしっかりと行うほか、実際に体験授業で見学するなど時間をかけて選ぶことが大切です。

横浜市の放課後等デイサービス「ココノワ」では、安全面に配慮した設備で運動療育に取り組んでおります。運動スキルはもちろん、社会性を養えるプログラム内容となっており、さまざまな体験を通して成功体験の積み重ねやチャレンジ精神の醸成なども期待できます。見学・体験授業も行っているため、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

投稿者プロフィール

下田晴子
下田晴子
副管理者として、申請書類作成・請求業務を担当している「下田 晴子(しもだ はるこ)」です。前職の放課後等デイサービスでは指導員としても勤務しており、国保連の請求業務や申請書類作成をサポートしていたので、ココノワでもその知識と経験を活かし4年目を迎えています。保護者さんと同じ気持ちで、時には子どもたちと同じ目線に立ちながら、一緒に考え、楽しみを分かち合いたいです。自信を持って次に進めるよう、少しずつでもステップアップへの挑戦を支援できればな、と考えています。プライベートでは大学生の子どもが2人いて、趣味にお金をかけられないので、代わりにこっそり晩酌を楽しんでいます(笑)。

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