——お仕事の内容を教えてください。
児童発達支援管理責任者を務めている民井沙紀です。
児童発達支援管理責任者は、子どもの様子や課題を保護者の方から聞いて、ココノワでどのような支援をおこなうか計画を立てる仕事をしています。
ココノワは、2021年の夏で、勤めて4年目になりますね。主に1階のフロアで過ごすお子さんを担当しています。
お子さんの問題行動に対して、どのようにアプローチしていくかを、半年に1回のペースでモニタリングをおこないながら、最適な支援方法を模索します。
保護者の方にも近況を伺って、ご家庭での様子や、どのように進めていきたいかご希望を聞きながら、支援内容を決めているんですよ。
——働く上で、どのようなことを心がけていますか?
子どもたちに「ココノワに来ることが楽しい」と思ってもらえることを、大切にしています。
成功体験をたくさん積むことで、「もっとやってみよう」と次に繋がる意欲が湧くと思うので、うまくいった時は特に褒めますね。
注意や叱られ続けてしまうと、やはり「もう来たくないな」と思ってしまうので、褒める時と叱る時のメリハリをつけることに気を付けています。
子どもたちは、何をするのか行動が読めなかったり、私たちの話をどこまで理解できているのかも分かりにくいので、さまざまな場面でシミュレーションをして、とっさの行動にも対応できるように心掛けています。
問題行動をとるお子さんに対して私が声をかけて落ち着いたとしても、その次も同じようにうまくいくとは限りません。
別のアプローチでお子さんに声をかけたり、試行錯誤をするのが、とても楽しいですね。
うまくいかなくて落ち込むこともありますが、うまくいくと楽しいし、「次はどうやって声をかけようかな」と工夫をして、自分なりに考えたりして。
他の職員ではうまくいかなかったことが、うまくできた時はさらに嬉しいですね!達成感があります(笑)
子どもたちとの関係性を築くことも、大切なことだと思います。
指摘内容は同じでも、伝える人が違えば、響く・響かないということがあるので、伝えたいことが届くように、子どもたちとの関係性を上手に築いていきたいです。
——ココノワの魅力を教えてください。
明るい雰囲気で、個性豊かなスタッフが揃っています。
意見やアイディアもどんどん出てきますし、みんなで「良い方向に持っていこう」という姿勢があるので、良い雰囲気ですね。
長くずっと障がい福祉に携わっている方もいれば、まったく違う分野や経歴を持っている方など多種多様です。
私にないものを持っていらっしゃる方が多いので、とても刺激になりますし、助けられています。
前職は入所施設だったからか、若手層が多かったのですが、ココノワは年齢層が幅広いと感じますね。
考え方や経験からの知恵など、いろいろな発想が出てくる場所だなと思っています。
それぞれの得意分野があって、発揮できる職場でもありますね。
毎日いろいろなことがあるので、印象的な出来事をひとつに絞るのは難しいですね(笑)
季節のイベントはもちろん印象的ですが、日常でいうと、全然名前を覚えてくれなかったお子さんが、私の名前を覚えてくれたりとか・・・些細な出来事すべてが嬉しいと感じます。
これが一番というのは決められないのですが、嬉しかった小さな出来事がたくさんあります。
——今後の目標を教えてください。
子どもたちとのコミュニケーションや、アプローチの仕方の引き出しを増やすことです。
どんな場面でも臨機応変に対応できるように、どんどん質をあげていきたいですね。
「民井さんがいれば安心」と言ってもらえるような存在になることが、目標です!
——利用者の方、ご利用を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
お子さんが楽しく、そしてゆっくりでも一つひとつのことができるようになる場所にしたいと考えています。
毎日の内容が被らないほど豊富なプログラムを用意しているので、お子さんもたくさんのことを経験できると思います。
ぜひ一度、見学に来てみてください。