放課後等デイサービスを利用している保護者のなかには、連絡帳・連絡ノートの書き方がいまいちわからない、何を書けばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、連絡帳の役割や具体的に記載する内容、書き方などについて解説します。連絡帳をより効果的に活用したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
1.放課後等デイサービスの連絡帳の役割

放課後等デイサービスで利用する連絡帳には、保護者と施設スタッフとの間で情報をやりとりし、子どもの成長をサポートする大切な役割があります。
ここでは、連絡帳の具体的な役割について解説します。
1-1.施設での子どもの様子や活動内容を知る
放課後等デイサービスで使われる連絡帳には、施設で子どもがどのように過ごしていたか、その様子や活動内容や記録などが書かれています。
そのため、保護者は連絡帳を読むだけで、その日施設で何をしたのか、支援内容やほかの子どもたちとの関わりはどうだったのかなど詳細を知ることができるでしょう。
また、子どもの様子以外にも、施設からの連絡事項などが書かれていることもあります。放課後等デイサービスの連絡帳は文字通り施設と保護者間で連絡をするための役割を持っており、書き方のマナーや特別なルールなどの利用条件はありません。
放課後等デイサービスの連絡帳は、文字通りその日の過ごし方を連絡してくれる内容がほとんど
1-2.家庭からの連絡事項や相談したいことを伝える
保護者から放課後等デイサービスのスタッフに向けて情報を伝えることも連絡帳の役割です。たとえば、連絡帳に保護者が家庭での様子を記す、休む日を伝えておくといった使い方もできます。
また、施設の利用にあたって確認しておきたいことがあれば、連絡帳を経由して相談できます。連絡帳は、保護者と施設スタッフのみが見るものであるため、他人に見られることなく安心して相談できるでしょう。
2.【保護者向け】放課後等デイサービスの連絡帳の書き方

放課後等デイサービスの連絡帳に保護者がコメントを書く時は、書き方のコツを押さえておくとスムーズに情報を伝えられます。
ここでは、連絡帳に書く内容や例文など、具体的な書き方について解説します。
2-1.連絡帳に書く主な内容
連絡帳に保護者が書くべき主な内容としては、家庭での子どもの様子や相談事項、利用日や利用時間などがあげられます。また、ただ単に情報を記載するだけでなく、施設のスタッフが連絡帳に書いた内容に対して、コメントなどで返事をするとコミュニケーションがスムーズになるためおすすめです。
ただし、あくまでも連絡帳であるため、コメントや返事は簡単なもので構いません。放課後等デイサービスにおいて、必要最低限の伝達事項を書くことが連絡帳の主な役割です。
伝達内容を先に決めておき簡潔に書くことを意識しましょう。そのうえで必要に応じてコメントなどを返すようにしてください。
2-2.伝えたい内容別の例文
ここでは、放課後等デイサービスで連絡帳に記載する書き方の例文を紹介します。基本的な書き方を押さえておくことで、スムーズにかけるようになります。
例1:子どもの家庭での様子を記載
9月1日
お世話になります。
前回の利用後、●●先生の話をよくしています。
とても楽しかったようです。
本日もよろしくお願いします。
例2:お休みする日を伝達
9月2日
お世話になります。
都合により9月9日はお休みさせていただきます。
よろしくお願いします。
上記の書き方はあくまでも一例ですが、連絡帳に記載する内容はシンプルなもので構いません。
また、「お世話になります」「よろしくお願いします」などをつけるとより丁寧です。連絡帳に記載したい内容があるときは、スマートフォンのアプリなどにメモしておくといいでしょう。
3.今通っている施設に不安や不満がある場合の対処法

現在通っている放課後等デイサービスに何かしらの不満がある場合、その旨を連絡帳経由で伝えることもできます。放課後等デイサービスは、施設によって活動内容やサポート体制が異なるため、利用してみた結果相性が良くないと感じる可能性はあります。
ここでは、放課後等デイサービスに不安や不満がある場合の対処法について解説します。
3-1.連絡帳だけでなく直接相談してみる
連絡帳に放課後等デイサービスへの不安や不満を記載して相談することができます。ただし、やりとりに時間がかかるため、早急な解決を望むときは、電話や対面などでスタッフと直接話をすることをおすすめします。
直接話をする方が文章だけでは伝えられない細かい部分までしっかりと伝えられるためです。
放課後等デイサービスを利用していると、以下のようなさまざまな不安や不満が生じます。
- 情報共有が不足している
- スタッフの言動が不適切
- ホームページへの子どもの顔写真の掲載の仕方
などなど、気になる点があるときは、まず直接相談してみることをおすすめします。
3-2.他の施設への変更を検討する
どうしても放課後等デイサービスへの不安や不満が改善されない場合、保護者にも子どもにも負荷がかかってしまうため、ほかの施設への変更も選択肢のひとつです。ただし、変更先となる施設が決まる前に現在の施設を辞めてしまうと、決まるまで保護者の負担が大きくなってしまいます。
また、希望する変更先の枠が埋まっていてなかなか新しい施設が見つからない、といった可能性も考えられるため、施設を変更する際は、変更先が決まってから手続きをするようにしましょう。
焦って変更先を決めてしまうことは禁物です。施設によって、子どもへの向き・不向きがあり、子どもがストレスを感じてしまう可能性があります。
放課後等デイサービスは、同日でなければ別の施設との並行利用も可能
まとめ
放課後等デイサービスの連絡帳に書き方のマナーやルールはなく、スタッフと保護者が情報共有する際に活用するものです。施設や家庭での様子、欠席連絡、相談などさまざまな用途で使用します。各内容は簡潔で構わないため、書き方を覚えてしまえば手間はかかりません。
一方で、施設への不安や不満は連絡帳よりも直接話して相談した方がスムーズに解決できるため、連絡帳とうまく使い分けることが大切です。
放課後等デイサービスの利用を検討している、現在通っている施設を変更したいと考えている人は、
横浜市都筑区大丸・荏田南で放課後等デイサービスを展開している「ココノワ」の利用がおすすめです。ココノワでは、日常生活や遊びなどの何気ない活動を通して子どもたちの成長をサポートします。チャレンジする意欲を育て、できることを少しずつ増やしていきたいと考えています。興味のある人は一度お問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 療育プログラムの作成や備品チェックが担当の「池田 広夢(いけだ ひろむ)」です。2年ほど中学校に勤務した経験があり、そこでは英語科目を教えていました。ココノワでは、子どもたちができる限り新しい経験や知見を得られるよう、普段では味わえないような体験をしてもらいたいと考えています!プライベートでは最近サバイバルゲームに興味を持ち始めていますが、趣味は模索中です。
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