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放課後等デイサービスの室内遊びとは?安全に遊ぶポイントも紹介

「放課後等デイサービスの室内遊びとはどんなもの?」「自分の子どもが安全に室内遊びができるか心配」とお悩みの方はいませんか?室内遊びでは、基礎体力やコミュニケーション能力、社会性の向上といった多くのメリットが期待できます。そのため、放課後等デイサービスではさまざまな室内遊びを取り入れています。

一方で、発達障害があるなど発達に偏りがある子どもを持つ保護者にとっては、室内遊び一つとっても心配が尽きないものです。そこでこの記事では、放課後等デイサービスや室内遊びに興味がある方に向けて、室内遊びの具体例や安全に遊ぶポイントをご紹介します。

1.放課後等デイサービスの室内遊びとは?

1.放課後等デイサービスの室内遊びとは?

障害児支援の一環として、障がいを持つ原則6~18歳までの子どもが利用できる「放課後等デイサービス」。放課後等デイサービスは個別支援計画に基づき発達支援を行うことが目的ですが、活動内容や特色は施設ごとにさまざまです。

放課後等デイサービスでは、多くの施設で室内遊びを積極的に取り入れています。まずは放課後等デイサービスにおける室内遊びの概要について見ていきましょう。

1-1.室内遊びの具体例

放課後等デイサービスの室内遊びは、施設によってさまざまな特色がありますが、遊びごとに“狙い”がある点は同じです。

人間が自分の体についてイメージして行動できるようになるボディイメージのトレーニングや、協調性・コミュニケーション能力の向上といった目的で室内遊びを実施しており、遊びながら子どもの能力向上を目指していきます。

1-2.室内遊びを行う時間帯

放課後等デイサービスで室内遊びを行う時間帯は、送迎のタイミングなども考慮し、施設によって異なりますが、一般的には15:00以降に行われます。放課後等デイサービスの基本的な1日の流れは、以下の通りです。

  • 平日の場合

14:00~ 学校へお迎えに行く
15:00~ おやつ、宿題や学習
16:00~ 運動や体操(室内遊び)
16:40~自由時間やコミュニケーション
~17:00帰りの会

  • 休日の場合

9:30~ お家へお迎え
~10:30 朝の会
10:40~ お出かけやイベント
12:00~ お昼ご飯
15:00~ おやつや自由遊び(室内遊び)
16:15~ お歌や帰りの会

上記は一例であり、室内遊びの時間が前後する場合も少なくありません。また個別のアセスメントに応じて、室内遊びにあえて誘わずに本人の様子を見るなど、関わり方はその都度検討していきます

2.放課後等デイサービスで室内遊びをする狙い

2.放課後等デイサービスで室内遊びをする狙い

放課後等デイサービスで室内遊びをする狙いは施設で異なりますが、一般的には以下の3つが挙げられます。

  • 基礎体力をつける
  • コミュニケーション能力を養う
  • 協調性や社会性を育む

順番に解説していきます。

2-1.基礎体力をつける

子どもにとって“遊ぶ”こと自体が運動であり、室内遊びは基礎体力の向上に役立ちます。例えば手の運動機能を鍛える運動療育にもつながるブロック遊び、クライミングウォールを用いた室内遊びは体を大きく使う粗大運動となり、子どもが体を動かすよいきっかけにもなるのです。

普通学級で集団行動を苦手と感じる子の場合、学校で思うように体を動かすことは簡単ではありません。体を動かさずじっとしている子ほど、体を使う室内遊びは大変重要です。

2-2.コミュニケーション能力を養う

放課後等デイサービスでは、意識的に一人遊びと集団遊びを分けて行うケースが一般的です。室内遊びでは、例えば“すごろく”を使ったゲームなど、簡単なルールを理解して学んでいきます。そして“ルールを守る”ということや、“順番を守る”ということを遊びの中で身につけていくのです。

発達障害や不登校などの場合は、集団行動が苦手という子どもも少なくありません。そこで放課後等デイサービスの室内遊びを通して他者と一緒に遊ぶことで、自己葛藤や自己抑制などを養い、コミュニケーション能力も養っていきます。

2-3.協調性や社会性を育む

例えば室内遊びの一例として、チームごとで対戦する「リレー遊び」があります。

  • 「スタート」の合図でブロックの上を渡る
  • ブロックの先につるされた複数の的があり、職員が指示した的にタッチして戻る
  • 次の子にタッチして選手交代する

上記のリレー遊びには、“合図を守る”、“指示された的をタッチする”、“次に待っている子にタッチする”というルールがあります。リレー遊びでは、このルールを守ること(社会性)やチームの様子を観察する(協調性)という要素が含まれているのです。

3.室内遊びを安全に過ごすためのポイント

3.室内遊びを安全に過ごすためのポイント

療育に通う子どもを持つ保護者にとっては、室内遊び一つとっても「うちの子はできるだろうか」「安全に遊べるかな?」と心配になってしまうものです。

最後に、放課後等デイサービスで子どもが室内遊びを安全に楽しむためのポイントを3つご紹介します。

  • 活動内容を事前に把握しておく
  • 施設を見学する
  • 面談などのサポートを活用する

順番に解説します。

3-1.活動内容を事前に把握しておく

放課後等デイサービスの活動内容は、施設によって大きく異なります。そのため、興味がある施設はどのような活動を行っているのか、事前に確認しましょう。

お友達からは評判がいい施設だったとしても、活動内容が自分の子どもに合っているとは限りません。子どもに合った活動内容でなければ、子どもにとって大きなストレスになる恐れもあります。子どもの意見や保護者の希望と合致する活動内容、支援内容かどうか、施設ごとにしっかりチェックしてください。

3-2.施設を見学する

放課後等デイサービスを選ぶ際は、施設のホームページだけでなく実際に施設内を見学しましょう。室内遊びの環境も見せてもらい、環境の安全性や状況を保護者の目でチェックします。

発達に偏りがある子どもは、音や光、雰囲気に敏感に反応することも多くあります。掲示物が多すぎないか?屋外や屋内の音が響きすぎないか?おもちゃや本をカーテンで覆うなど、視界から消えるように片づけられているか?など、自分の子どもにリスクがあるかどうかは、保護者目線でなければ確認できません

また設備やアクセスのよさといった物理的な環境だけでなく、スタッフの人数やかかわり方、施設全体の雰囲気などのチェックも忘れずに行いましょう。

3-3.面談などのサポートを活用する

放課後等デイサービスでは、保護者面談の機会も多くあります。放課後等デイサービスの利用を始めた後も、放課後等デイサービスで室内遊びをする子どもの様子を聞いたり、家庭での様子を施設に伝えたりして、子どもの状況を共有しながら支援を進めていきます。

日ごろの活動では、施設の担当者と個別に相談する機会がなかなか持てません。だからこそ、子どもをよりよく支援するため面談といったサポートが重要です。

「もっと体を鍛えさせたい」「コミュニケーション能力を養いたい」などご要望があれば、室内遊びをはじめその子に合わせた関わり方を提案します。気になることがあれば、面談などの機会になんでもご相談ください。

4.「ココノワ」で行っている室内遊び

4.「ココノワ」で行っている室内遊び

横浜市都筑区の総合支援型である放課後等デイサービス「ココノワ」でも、積極的に室内遊びを取り入れています。ココノワは「子どもたちの将来の可能性を広げる」ことをミッションとしており、長年の経験に基づく療育の提供や保護者の方も一緒に参加できるワークショップなど豊富なプログラムの作成を行っています。

ココノワでは、1週間の中で同じようなプログラムを組みません。どの曜日でもさまざまな活動に参加できるよう工夫しており、時には子どもの希望を取り入れたプログラムも実施します。

ココノワの施設の内観では、「ボルダリング」と「山をかたどった黒板」が特徴です。育ち盛りの小学生が多く、体を動かしたプログラムも多く考えています

登るために計画性や判断力が必要なボルダリングは、療育にも有効です。お友達がアドバイスしたり協力し合ったりすることで、楽しみながら学びを得られる療育サービスを提供しています。

ココノワは、横浜市都筑区にある2つの施設で室内遊びを実施しています。「放課後等デイサービス ココノワ 都筑」は、横浜市営地下鉄グリーンライン都筑ふれあいの丘駅より徒歩10分、田園都市線市が尾駅からはバスで10分。「放課後等デイサービス ココノワ 荏田南」は、同じく都筑ふれあいの丘駅より徒歩5分、川和町駅、センター南駅も利用可能です。

まとめ

まとめ

放課後等デイサービスで行われる室内遊びについて、その狙いやメリット、安全に遊ぶポイントをご紹介しました。この記事をまとめます。

  • 放課後等デイサービスの室内遊びは、施設によって内容がさまざまである
  • 室内遊びには、身体機能やコミュニケーション能力の向上などの効果がある
  • 自分の子どもに合っているかどうかは、施設を実際に見学して判断する

横浜市で放課後等デイサービスをお探しなら、都筑と荏田南に施設を構えるココノワまでぜひご相談ください。綿密なヒアリングをもとに、管理者もしくは児童発達管理責任者が利用条件にのっとったお子さまにぴったりの療育計画などをご提案させていただきます。

投稿者プロフィール

民井沙紀
民井沙紀
利用者の個別支援計画書の作成が担当の「民井 紗紀(たみい さき)」です。保育系の専門学校を卒業して、知的障がい者の入所施設で4年ほど生活指導員として働いていました。社会人5年目を迎えるココノワでは、子どもたちができないことや苦手意識を持っていることに対して、一歩ずつでも進んでいけるようにサポートすることを心がけています。また、楽しさや嬉しさに共感する気持ちも大切にして日々触れ合っています。趣味は名探偵コナンで、漫画やアニメ、映画まですべて把握しているコナン好きです!コナンが好きなお子さんと、是非熱い情熱を語り合いたいです。

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