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放課後等デイサービスの活動内容は?施設選びのポイントも解説

「放課後等デイサービス」は、障がいのある子どもや発達に特性のある子どもをサポートする福祉サービスです。

とはいえ、実際のアプローチ方法は施設によって異なり、「具体的にどのような療育プログラムなのか分からない」と活動内容を把握しきれていない人も少なくありません。

この記事では、放課後等デイサービスの活動内容とはどのようなものか、療育で行う支援内容などをご紹介します。放課後等デイサービスを利用するまでの流れや施設選びのポイントも解説しますので、あわせてご参照ください。

1.具体的な活動内容は施設によって異なる

1.具体的な活動内容は施設によって異なる

放課後等デイサービスの役割は、厚生労働省のガイドラインによって定められています。内容をピックアップすると、「子どもの最善の利益の保障」「共生社会の実現に向けた後方支援」「保護者支援」の3つです。

そんな放課後等デイサービスの活動内容は、障がいのある子どもが社会と交流できるように学べる場を設けつつ、保護者が抱えるお悩み相談や、保護者の個人的な時間のサポートとされています。

とはいえ、実際にどのようなサポートを行うのか、そのアプローチ方法は放課後等デイサービスによってさまざまです。具体的な活動内容も施設によって異なるため、子どもに合ったサービスを選定する必要があります。

Point

放課後等デイサービスは障害のある子どもが学びを得られる場所

2.放課後等デイサービス「ココノワ」の活動内容

2.放課後等デイサービス「ココノワ」の活動内容

放課後等デイサービスの活動内容は施設によってさまざまです。放課後等デイサービスの「ココノワ」では、社会的な自立に必要となる3つのスキルを自然と習得できるのを目指し、さまざまなアプローチから子どもの支援をしています。

ここでは、参考として放課後等デイサービス「ココノワ」の活動内容をご紹介します。

2-1.モチベーション能力を高める活動

放課後等デイサービス「ココノワ」では、モチベーション能力を高める活動内容に取り組んでいます。たとえば、楽しみながら”できること”を増やせるダンスやエクササイズによって、大小問わず成功体験を積み重ねられます。

また、子どもたちの興味を掻き立てるような実験プログラムも取り入れており、子どもたちが自発的・意欲的に取り組めるような環境を整えているのも特長です。各トレーニングにより、子どもたちが持つ可能性を引き出し、さまざまなモチベーション・能力を向上させます。

身体を動かしたり、頭を使ったり、ときには誰かと協力をするように促すなど、放課後等デイサービス「ココノワ」の活動内容としては、多彩なイベントや成功体験を身に着けるプログラムが挙げられます。

2-2.コミュニケーション能力を高める活動

放課後等デイサービスの「ココノワ」では、コミュニケーション能力を高める活動内容も取り入れています。スタッフが毎日必ず一人ひとりに向き合って対話するほか、子どもが話しやすい環境づくりに注力しており、日常的な会話からコミュニケーション能力や表現力を養うサポートを行います。

また、グループ活動を通して、子どもたち同士が交流し会える工夫を取り入れているのもポイントです。自分の伝えたいことを言葉に表す練習や、相手が伝えたいことに耳を傾ける機会を多くしているため、お友達やご家族との円満なコミュニケーション練習にも繋がります

子どもの中にある「表現したい気持ち」を正しく引き出せるよう、さまざまなアプローチから伝える力を養うのも、放課後等デイサービス「ココノワ」が行う活動内容のひとつです。

2-3.社会適応能力を高める活動

発達に特性のある子どもや、障がいを抱えた子どもが社会的に自立できるよう、放課後等デイサービス「ココノワ」では社会適応能力を高める活動を行っています。基本的ながらもっとも大切なあいさつや礼儀作法を学ぶのも、放課後等デイサービスの代表的な活動内容です

それに加えて、「ココノワ」では調理実習や地域活動への参加を通して、コミュニケーション能力や集団への適応能力も高めていきます。仲間と協力して取り組む経験を積み、ともに壁を乗り越える社交性や協調性を学びます

社会に必要不可欠な社会適応能力を高めれば、将来的な自立も望めるほか、子ども自身の世界も大きく広げられるでしょう。

3.放課後等デイサービスを利用するまでの流れ

3.放課後等デイサービスを利用するまでの流れ

放課後等デイサービスは福祉サービスのため、各自治体を通して利用料金等の負担を軽減できます。ただし、放課後等デイサービスを利用するには事前にさまざまな申請や契約が必要です。

ここでは、放課後等デイサービスを利用するまでの流れについて、必要なものや利用開始までの手順をご紹介します。

3-1.利用したい施設を選ぶ

はじめに、利用したい設備を選ぶため、放課後等デイサービスごとの活動内容をチェックします。施設に応じてどのようなアプローチを行っているか、療育プログラムの提供内容が異なるため注意が必要です。

施設によっては、運動療育に長けた設備や、地域活動に力を入れた施設などさまざまな種類が存在します。そこで、見学や相談、活動内容の把握などを通して自分の条件にマッチした放課後等デイサービスを見つけ出しましょう。

たとえば、放課後等デイサービス「ココノワ」では、実際の活動内容を目で見てご判断していただけるよう、お子様と一緒にご見学いただけるサービスをご提供しています。

3-2.障害児通所支援の受給者証を申請する

放課後等デイサービスを利用するには、障害児通所支援事業の受給者証を取得する必要があります。障がい児に向けたデイサービスを受けるためのパスポートのような仕組みで、受給者証はお住まいの各自治体窓口にて申請できます。

受給者証を申請するには、医師意見書や診断書、療育手帳のいずれかが窓口への提出書類として必要です。その後、職員による聞き取りなどをもとに受給者証を発行してもらいます。

受給者証には、障がい児一人ひとりに合わせた支給決定期間や支給量(1月の間に利用できる日数)、費用の負担上限額などが記載されています。

Point

放課後等デイサービスの利用には障害児通所支援事業の受給者証が必要

3-3.契約・利用開始

受給者証を入手したら、放課後等デイサービスの活動内容を確認しつつ各設備と契約を行います。療育計画や利用回数、初回利用日などの打ち合わせを行うまでが契約の手順です。各施設との契約が完了してはじめて、実際に放課後等デイサービスの利用を始められます。

なお、放課後等デイサービスを利用する際、基本的には利用料の1割が利用者の負担とされています。9割は各自治体が負担するほか、負担上限額が定まっているため、利用者の家計に大きな負担が掛かる心配はありません。

放課後等デイサービスの利用料金について、より詳しい情報を知りたい人は下記記事をご参照ください。

4.放課後等デイサービス選びのポイント

4.放課後等デイサービス選びのポイント

放課後等デイサービスを選ぶときは、活動内容はもちろんのこと、そのほかにもさまざまな特徴を見て選定を進める必要があります。

通いやすさや実際の雰囲気を把握する方法として、ここでは放課後等デイサービス選びのポイントをご紹介します。

4-1.通いやすさ

放課後等デイサービスは活動内容だけでなく、通いやすさもチェックするのをおすすめします。日常的に利用する福祉サービスとなるため、日々の負担になりにくい通いやすさが大切です。

家や駅からどの程度近い施設なのか、問題なく送迎ができそうかを確認すれば、保護者にとって施設の利用が負担になりません。

なかには、子どもを学校や自宅まで送迎するサービスのある放課後等デイサービスも存在します。それらを利用すれば安心して子どもを送り迎えできるため、活動内容に合わせて送迎サービスの有無を確認しましょう。

4-2.活動内容が子どもに合っているか

放課後等デイサービスの活動内容は施設によってさまざまです。そのため、各施設の活動内容を事前にチェックして、子どもと合っていそうか、気に入ってもらえそうか確認するのをおすすめします。

運動療育や料理、外出レクなど、放課後等デイサービスによって活動内容が大きく異なります。運動が好きだったり、お話が好きだったり、”子どもの個性”にマッチした施設を選びましょう

4-3.施設の環境や実際の雰囲気

放課後等デイサービスを探すときは、施設内の環境や実際の雰囲気をチェックしてみましょう。多くの施設が活動内容をホームページ上で公開しており、施設の環境なども確認できます

たとえば「ココノワ」では、施設内の床材にクッション性のあるものを採用し、室内は視界を妨げないよう工夫しているため視認性の高さを確保しています。

とはいえ、実際の雰囲気や施設の環境は体感してみなければ分かりづらいのも事実でしょう。

そんなときは、実際の活動内容を体感できるサービスを利用してみるのもポイントです。活動内容を把握していただけるよう、放課後等デイサービス「ココノワ」では無料でお子様と一緒にご見学いただけるサービスをご提供しています。

実際の様子をご覧いただけるため、「はじめての利用で不安……」と心配な気持ちをお抱えの保護者様も安心してご来訪いただけます。

まとめ

まとめ

放課後等デイサービスの活動内容は、発達障害を抱えた障がい児向けのケアが大半です。施設によって多種多様なプログラムやアプローチがあり、子どもが自立できるような支援内容が用意されています。施設ごとに特長が異なるため、子どもの特性や好みにマッチした施設選びをおすすめします。

その際、どのような活動内容なのか、見学コースを通して実体験してみるのもポイントです。子どもが通いたいと感じられるサービスに出会えれば、より豊かな人生に繋げられます。

「ココノワ」なら、お子様と一緒に無料でご見学いただけるサービスを通して、活動内容をご体感いただけます。横浜市内で放課後等デイサービスをお探しの人は、ぜひこの機会にココノワの活動内容をご見学していただき、継続的なご利用をご検討ください。

投稿者プロフィール

根岸俊太郎
根岸俊太郎
主に子どもたちの送迎等を担当している「根岸 俊太郎(ねぎし しゅんたろう)」です。大学卒業後、地域活動ホームや障がい者入所施設で働き、障がい福祉の世界に10年以上携わっています。ココノワでは、子どもたちが社会に出たときに不自由さを感じないよう、いろいろな経験を楽しみながら積み重ねられるように意識しています。趣味はバイクツーリングで、運転が大好きです!

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